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6月13日(土)、今期第1回めの合同展覧会見学会として、
高橋豊会員が学芸員を務めるGAS MUSEUM(東京都小平市)を訪れました。

まずは、
セミナー室にて高橋会員より、2つの展示棟の来歴(いずれも明治末期に
建設された東京ガス社屋を移設復元したもの)や、
日本のガス事業の歴史(利用方法、製造方法、供給方法)について
解説していただきました。
予め、詳しい資料を用意してくださった高橋さんに感謝!

つづいて、
庭園部分である「ガスライトガーデン」に何本も立ちならぶガス灯を見学。
ちなみに、頭部下、はしごをかける横材は「かんざし」と呼ぶそうです。

その後「ガス灯館」(旧東京瓦斯株式会社・本郷出張所)に。
1Fでは明治時代に使われていた各種ガス灯を実際に点灯していただき、
また、当時の点消夫が用いていた道具についても説明を受けました。

2Fは企画展示。
「記録された明治の街並み~錦絵と写真に見る東京風景」展。
銀座の煉瓦街、海軍省などの諸官庁、裁判所、新橋停車場、開拓使物産売
捌所(今でいうアンテナショップ)、新富座、築地ホテル、訓盲院、
上野の博物館等々・・・。
明治時代の数々の擬洋風の建築物、建築群のすがたを写しとった三代歌川
広重らによる錦絵が、当時の貴重な写真と並べて展示されていました。
河鍋暁斎による『漂流奇譚西洋劇』「パリス劇場表掛りの場」も、
目にすることができます。

つづいて、「くらし館」(旧・東京瓦斯株式会社・千住工場計量器室)に。
こちらでは「明かり」ではなく「熱源」として利用され始めて以降の、
120年間にわたる、様々なガス器具・機器の移り変わりをたどりました。
ガス機関のような大型のものから、ガスレンジ、オーブン、ストーブ、
風呂釜、ガス火鉢、湯沸器、アイロン、炊飯器、さらにはトースターや、
コーヒー沸かし、卵ゆで器・・・。

2棟の館内をひととおり見学したあとは、
屋外の大きなコークガイドを見てからセミナー室に戻り、現在展示されて
いない貴重な所蔵品(卓上すきやき七輪、ストーブ、ガス燈)を
見せていただきました。

高橋会員にはご尽力いただき、厚く御礼いたします。
お疲れさまでした。

なお、今回の見学の模様は、
『道具学会News33号』(6/25発行・発送は7月頭)でも報告予定です。

また、GAS MUSEUMの所蔵品は、同館のサイト上でも
一覧することができます。


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ガス灯館。前庭にはガス灯が立ち並ぶ。

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点灯の実演。ろうそくとの違いが一目瞭然。

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コークガイドの大きさに圧倒される。


報告:小巻  写真撮影:齋藤
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by douguhoukoku | 2009-06-16 00:53 | ■終了イベントのREPORT
日時:6月15日(月) 18時~21時頃
テーマ:次号(33号)の進捗状況確認について

担当委員・制作協力者以外の方々の参画・発言も大歓迎。

場所については、追ってグループメールでお知らせします。
(グループメールに参加していない方は、事務局までお問い合わせを)
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by douguhoukoku | 2009-06-10 23:36 | 各委員会からの連絡
『道具学会News 32号』 16頁でお知らせしましたとおり、
多田駿会員から職人技に関する貴重なビデオ資料の寄贈がありました。

巻数が多いため、1カ月に1回(1巻)のペースで、順次、
会員内外から各テーマの内容に詳しい方を講師に招いて
鑑賞・談論する機会を設けていきます。

■記念すべき第1回は、以下の日時・場所にて開催いたしました。
報告記事はこちら
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初回日時:7月11日(土)15:00〜17:00
場所:宝塚造形芸術大学・東京新宿キャンパス 405教室
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■今後の日程は、以下のとおりです。
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2009年---8月15日・9月5日・10月17日・11月7日・12月12日
2010年---1月16日・2月13日・3月6日
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※すべて土曜日。時間はいずれも15:00〜17:00を予定しています。
※場所は、7月11日同様に、
 宝塚造形芸術大学・東京新宿キャンパス 405教室を予定。
※参加費:各回500円程度(資料代等)

※内容等は決定次第、本ブログ上&学会グループメールでお知らせします。
※会員外の一般参加も可能です。


■申込みは、各回とも、その週の木曜日までに
 道具学会事務局までメールでお申し込みください。
 info【at】dougu-tools.com
 (【at】の部分を@に置き換えて送信してください)
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by douguhoukoku | 2009-06-10 23:17 | 見学会・研究部会のお知らせ
大沢匠理事より、
4月の四丁目倶楽部「復興建築見学会・中央区編」の報告です。

(次回の「復興建築見学会・台東区編」(6/27開催)のお知らせは、
こちらをご覧下さい)

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■京華スクエア地下洗濯板(撮影:榎本事務局員)
モルタル仕上の流しの内側には
不思議な突起が波板状に並んでいました。
道具学会の諸氏でも?でしたが学校の雑巾を児童が洗う
為の洗濯板ではないかというのがその日の結論でした。

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■無くなる華僑ビル郵便受け(撮影:小俣会員)
晴海通りに面するこのビルは今夏解体されるとの
こと。守衛氏の粋な計らいで内部を見ることが出来て
一同感激。この郵便受け以外にも懐かしい素材や金物
だらけ。ぜひ壊す前にチャリティーオークションを
やりたいとビルのオーナーに伝えて欲しいと守衛氏に
頼みましたがどうなることか。

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■築地教会 
奇跡のように残る木造カトリック教会に一同口アングリ。
内部も素晴らしい。参加した本間会員は隣に現在も建つ
附属幼稚園の卒業だとか。正面の列柱は石材か張りぼての
木か分からなかったのが残念。

報告者:大沢匠
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※本見学会の詳報は、
6月末〜7月頭に配布予定の『道具学会News 33号』に掲載予定です。
どうぞ、お楽しみに。
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by douguhoukoku | 2009-06-08 18:34 | ■終了イベントのREPORT
山口昌伴道具学会会長が、きたる6月18日と25日、
関西&近県で放映される「知的好奇心バラエティ」、
『ビーバップ! ハイヒール』に出演!
道具のはじまり、昔の道具、今の道具・・・そして
道具のこれからについて語ります。

※先日、「6月11日&18日放映」とお知らせしましたが、
会長ご本人より、記憶違いだったとの訂正連絡が入りました。
正しい放映日は18日と25日となります。

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番組名:日常の?を解消する。
    ビーバップ! ハイヒール 
    #205「日本の道具 ビフォーアフター物語」

放映日時:6月18日(木)23:17〜24:14
     6月25日(木)23:17〜24:14

放映地域:近畿2府7県
(大阪、京都、兵庫、滋賀、奈良、和歌山、岡山、香川)

その他の出演者(レギュラー陣):
ハイヒール(リンゴ・モモコ)、筒井康隆、江川達也、
たむらけんじ、チュートリアルほか

番組HP:http://www.asahi.co.jp/be-bop/
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関西方面のかたがたは、どうぞお見逃しなく!
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by douguhoukoku | 2009-06-04 14:08 | その他単発イベントのお知らせ
6月の「銀座四丁目倶楽部」は・・・、
前回の「中央区」編が大好評だった「復興建築」(※記事末参照)
シリーズの第2弾。
今回は「台東区」編です。

前回同様、深谷健司会員のコーディネートによって、
深谷氏お手製のMAPと解説を手に、
台東区近辺に残存する復興建築をめぐります。

会員外からの参加申込みも受け付けますので、
一般のかたも、どうぞお気軽にお申し込みください。

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テーマ:『復興建築見学会 IN 台東区』 
講師:  深谷健司会員
日時:  6月27日(土)午前10時〜 
     (雨天決行)
待合場所:JR総武線線・水道橋駅東口改札口
     途中参加も可(申込時に予めその旨を…。当日の連絡先・手段
     等をお知らせするようにいたします)
参加費: 1000円
参加申込:6月25日までに、
     道具学会事務局までメールでお申し込みください。
     info【at】dougu-tools.com
    (【at】の部分を@に置き換えて送信してください)
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予定コース:
元町公園、旧元町尋常小学校、聖母美術院、桜陰学園本館、昭和第一高校、
旧東京市立御茶ノ水職業訓練所、旧近藤薬局(さかえビル)、
本郷中央教会、東大病院(東大病院、理学部科学館、他)黒田祈念館、
博物館動物園駅、芸大旧電話交換所、奏楽堂、忍旅館、変電所跡、黒沢ビル、
堺屋、旧黒門尋常小学校、下谷変電所、旧下谷尋常小学校、T邸、
比留間歯科医院、理容天谷、同潤会上野下アパ−ト、プラチナ万年筆、
旧小島尋常小学校、旧鈴の木内装、旧柳北尋常小学校、旧福井尋常小学校、
福井ビル、浅草橋ガ−ド、浅草橋ビル、イ−グルビル、玉置ビル、本格ビル、
他(途中、昼食等の休憩あり)


探査に引き続き、18時頃より、銀座『NELSON’S BAR』2階にて、
成果等について談論の場をもちます(ここからの参加も可)。
『NELSON’S BAR』 
東銀座下車・歌舞伎座横の道を入って30m右手
tel 03-3545-0662


倶楽部支配人・大沢理事からのメッセージ
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前回の中央区編は感動的なものでした。
公共建築にあそこまでデザインセンスがある復興時代に驚きながら、
地下を見せていただいた京華スクエアでは、何十もの人造石研ぎ出しシ
ンクに一同「?」。そして木造教会が奇跡のように残る築地では、聖路
加病院のチャペルでパイプオルガンの演奏に浸り、本願寺で伊東忠太の
怪奇動物にびっくり。極め付きは、今夏解体が決まっている華僑ビルの
探訪。テナントがほとんど出た内部はほとんど廃墟に近く、元病院という
こともあって背筋に冷たいものが走るという稀有な経験もしました。
第2弾の台東区も、きっと深谷講師の絶妙な選択で素晴らしいツアーに
なることでしょう。
相当歩きますので軽快な靴を履いて参加してください。 


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※ふっこうけんちく:
関東大震災(大正12年)後に建設された、耐震耐火を目的とした鉄筋
および鉄骨コンクリートの建物のこと。


    
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by douguhoukoku | 2009-06-01 15:17 | 見学会・研究部会のお知らせ
2009年度(第14期)定時総会および併催シンポジウム・懇親会が、
多数の皆さんの参加を得て、和やかな雰囲気のうちに終了しました。

総会においては、
・2008年度の事業報告と決算報告、
・2009年度の事業計画と予算案
が示され、いずれも満場一致で承認されました。

つづくシンポジウムでは、
昨年大阪で開かれた「ハコモノ・フォーラム」の報告ビデオの上映
に引き続き、シンポジアストに朝岡康二前会長、高梨廣孝監事の両
氏を迎えて、シンポジウム「切る 削る」が行われました。
実物を示しながらのおふたりのお話に会場全体がひきこまれ、
質疑応答でも、熱心な質問が寄せられました。

当日の模様については、
6月末〜7月初旬に発行する『道具学会News 33号』で、
詳細をご紹介予定です。どうぞお楽しみに。

総会の際に配布された諸資料(事業報告/計画、決算報告/予算案
等)についても、同誌に掲載いたします。


写真上から:
総会・会長冒頭挨拶、シンポジウムの模様

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by douguhoukoku | 2009-06-01 14:40 | ■終了イベントのREPORT

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